症状別相談

神経系疾患
うつ病

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うつ病

Depression

うつ症状(うつ病)の成り立ち

現在日本では、うつ病患者が増え続けており100万人を超えると言われています。その背景にはマスメディアの安易な宣伝による患者の増大とうつの概念が昔と違い、「ストレス」によるうつの概念が定着したのもその要因とされます。

病因については、受胎前のカルマである遺伝子・奇形(両親との出会いを含む)、受胎後の胎内トラウマ(特に同性の親からくる自分の命の存在の否定による逃避の仮面)といった先天的素因と、誕生後から12歳くらいまでのトラウマ(同性の親からの命の存在の否定:1歳くらいまで、異性の親から来る愛情不足による依存の仮面:0~3歳くらいまで、母親のコントロールによる屈辱感から来るマゾヒスト的仮面、同性の親の不正・押しつけによる頑固さの仮面等)といった後天的素因に分類しています。

これらの思い込みに様々な仮面を付けたり、エゴによる思い込みからくるストレスを受けながらもその人なりに成長していくが、精気の虚に伴い祝福されずに気血の鬱滞を背負ったり、親の価値観に従って生きてきた魂は、その後の人間関係により、仮面の中に存在する内なる自分や、エゴによる人生の価値観・両親を受容できない面を外の世界に投影して味わうことになります。ここにうつ状態の基盤が生じてくるが、高齢者では、長年生き続けていると身体能力の低下、家族友人との別れ、環境の変化があり、これらによる精神的ショックが気血の鬱滞を引き起こしてうつ状態になります。

こんな症状

に心当たりは
ありませんか?

うつ病
チェックシート

  • 眠れない。朝早く目が覚める
  • 何を食べてもおいしくない。食欲がない
  • 身体がだるい。疲れやすい。
  • 不安や焦燥感に襲われる。
  • 外出するのが怖い。
  • 物事に対して興味が持てず、楽しめない。

伝統医学
ではこう診る

伝統医学でうつ症状を出現させる主な病証としては、「鬱証」「癲狂」「臓躁」「百合病」「孤惑病」…等があげられます。
このうつ症状を考えていくには、七情と五神と五臓の考えを抜いては考えられません。

五臓六腑・七情の関係

七情について

孔子をはじめ内経でも七情と気の変化について具体的に述べています。精神機能については『霊枢』本神篇にある文が有名です。「天の我に在る者は徳なり。地の我に在る者は気なり。徳流れて、気薄って生ずるものなり。故に生の来る、之を精と謂う。両精相搏つ。之を神と謂う。神に随って往来するもの、之を魂という。精に並んで出入りする者、之を魄という…」と述べ、また情志については、『素問』挙痛論では「怒れば則ち気逆する」「怒れば則ち気上がる」「喜べば則ち気が緩む」「思えば気が結ぶ」…と述べています。

五臓六腑・七情について

臓腑と親和性のある感情も度が過ぎればその臓腑を傷ることもありますし、情志相勝に及ぶこともあります。

例えば思慮や憂悲により心下に鬱結した気の結ぼれがあった場合、その結ぼれを砕いたり、解いたりするためにどうしたよいのか? まず第一に「怒れば気逆す」や「怒れば気上がる」を利用し意図的に怒らせることで、丹田から上がった気が心下に堅くとりついた気の鬱結を砕くことになります「怒勝思」。第二に「思えば気が結ぶ」を「喜べば気が緩む」や「喜べば則ち気が和し、志達し、営衛が通利する」を利用し、少し軽いものや、深く取りついた気の鬱結を意図的に喜び、笑いを引き出させることにより緩解、除くことになります。

また、怒りのエネルギーは、陽気を昇発させ、気を興奮させ、血液を暴走させるので、心臓病や脳出血の危険性が生じてきます。したがって、解決の一方法として自らの感情を「あるがまま」に観察できる己の必要性が生じます。さらに他者を気にしすぎたり、理想的自己を演じて、自分の内部に自然に湧き上がった「怒りという感情」を意図的に抑制するとこのエネルギーは肝に積もって肝鬱になり、ますます気の鬱結を助長することになってきます。だからここでも「あるがままの自己、感情」を多角的に観察することが重要になってきます。

定義

うつ病・うつ症状(鬱証等含む)は情志失調による気機の鬱滞等により引き起こされる疾病と定義できます。

主要症状

憂鬱感、情緒不安、胸部満悶、胸肋脹痛、怒哭し易い、咽中異物感、閉塞感等です。

範囲

神経症、精神病、心身症、更年期障害、ヒステリー、性格障害などにうつ症状が出やすいです。

病因・病機

主なうつ病・うつ症状は、内因の情志失調による、肝気及び脾気の鬱結等から五臓の気機不和を引き起こして発病します。病理変化としては、主に肝・脾・心に関係してきます。病体のはじめは実、病変は気滞が主で血瘀・化火・痰結・食滞などを兼ね実証に属します。久しく経過して癒ぬと虚に転じ、心脾肝腎が虧虚する異なる病変を形成します。

代表的な分類と
伝統医学の治療方法

診察・診断方法

診察

  • 望診
    五臓の気色、舌診と眼の輝き、腹部の色・つや・気滞・瘀血塊…などを観察
  • 聞診
    呼吸の浅深を確認
  • 問診
    トラウマの種類、深さ、生きる意欲、自立の度合い、情志と五臓の関係、仕事内容、飲食、運動、起居などを問う
  • 切診
    脈診、腹診、切経を確認

診断

トラウマ、憑依、臓腑・経絡系の診断で主従を決定していきます。

治療内容

主な使用鍼灸道具

九鍼・打鍼・火鍼・毫鍼など・灸法(多壮灸・棒灸など)

治療方法
(トラウマ解放)

トラウマ解放へ向けて

潜在意識に入っているネガティブ情報をいかに祓うかということになります。
ここでは3つの方法を紹介いたします。

  1. トラウマ情報の吐き出し:ノートに書き出すか、声に出して素直に表現する
    ⇒トラウマを与えた人を許せる「愛と許しの祈り」へ
  2. 時系列的内観法から許しへ
  3. 神道の祓いの行、祝詞、上座部仏教の「慈悲の瞑想」、延命+句観音経、船若心経、ホ・オポノポノ等で解放していく。

※トラウマを与えた人々に心から感謝できるようになる=真我の出現・自我の終り

伝統鍼灸における
治療原則
と治療手段

治療原則

治療原則は、気血の鬱滞を解放することです。実証では瀉法を主とし、
虚証では臓腑・陰陽・気血の虚の状況に応じて補法を主とします。

治療手段

治療に当たっては、鬱血があればまずそれを刺絡治療で除いてから、
弁証と直観に従って必要な経穴およびその周辺の虚実を確認して補瀉の手技を施します。

石原鍼灸院・漢方薬局からの
コメント

うつ病・うつ症状は心の風邪で、素直な感情・心の表現や明るくのびやかに楽しく生き生きと生きていく事へのブロックが原因です。
心の風邪かなと思ったら早いうちにご相談下さい。

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養生法

日常生活で気をつけること

心・イノチへの理解、毎日家族でのコミュニケーション、喜びの時を持つ(自然との出会い、他のイノチとの触れ合い)、笑いの場を作る…などです。

うつ病の養生

  • 食生活

    イノチをいただく心、よく味わって(一口30回~100回位噛む)食べる、身土不二、一物全体、陰陽調和、遺伝子分子栄養学等を利用しています[太陽の光の吸収、腸内細菌(とくに小腸)]
    ※甘味食、冷飲食、乳製品、肉類など多食していると情動の不安定さと精神的に弱くなります。

  • 体の操作

    スワイショウ、経絡体操、西式運動の指導、ウォーキング、散歩(大地、緑、花とコミュニケーション)等、興味があり、継続できる簡単なものを紹介しています。

  • 環境

    家族の理解、日光浴、大地、緑、花等との交流、動物との交流なども勧めています。

  • 呼吸法

    腹式・逆腹式などで丹田を鍛え、プラーナ、酸素を十分に取り入れられるよう、さらに口呼吸から鼻呼吸への転換も指導しています。

  • 心・感情

    素直に表現する・感情の吐き出し(トラウマの解放参照):「慈悲の瞑想」「愛と赦しの祈り」等を利用しているが、かなり鎧の強い人の場合、大宇宙無数にある銀河系の中で天の川銀河の太陽系の一つの星・地球で今この場でともに居られる事の素晴らしさ、奇跡などや「いのちのしくみ」中、自然治癒力(身体知性、DNAの知性)や身体組織・細胞間のいのちのネットワーク及び過去のネガティブ意識を許し、過去を全肯定(全て必要なことであった)・認めていく事なども伝えています。

上記の養生法は一例であり、
ひとりひとりに合った
方法があります。

当院では、お身体の状態に応じて、
ひとりひとりに合った養生法
をご提案いたします。

お悩みや気になることが
ございましたら、

ぜひお気軽にご相談ください。

当院をご利用のお客様で、ご希望の方に院長著書の養生法をまとめた冊子(「いのちのしくみ」をあじわう / 和器出版)を差し上げています。ぜひご活用ください。

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